WordPressでwebサイトを作成するにはプラグインが必要と言われるけど、
プラグインとは何?どのプラグインをどうやって導入すればいいの?とお困りではないでしょうか。
プラグインとは、WordPressにもともと入っている機能と設定したテーマだけでは補えない便利な機能を追加・登録することができる拡張機能のことです。
プラグインを設定することでWordPressを自分の好きなようにカスタマイズできるので、必要なプラグインを設定して快適にwebサイト作りを進めていきましょう!
プラグインを上手に設定することでより素敵なwebサイトが作れます♪
この記事を読んでほしい人
・プラグインとは何かを知りたい
・どのプラグインを導入すればいいのかを知りたい
・プラグインの導入方法を知りたい
WordPressのプラグインとは?
プラグインとは、WordPressに機能を追加するための拡張機能のことです。
WordPressのデフォルト状態では最低限必要な機能が入っていますが、webサイト制作を進めていくと、他のサイトで見るかっこいいデザインを真似したいな、とか、お問い合わせフォームを導入したいな、とか、様々な要望が出てきます。
HTMLやCSSの知識がある人なら、プラグインがなくても自分でプログラミングして機能を追加できますが、初心者にとっては現実的ではありません。
プラグインを導入することで、初心者でも簡単にWebサイト制作に必要な機能を追加したり、自分好みのサイトにカスタマイズすることができるんです。
デフォルト状態のWordPressの機能のみでは理想のwebサイト作成を進めていくのはかなり難しいため、その足りない機能を補ってくれるのがプラグインとなります。
また、WordPressのプラグインはほとんどが無料で使用できますので、自分の理想とするwebサイトになるよう、上手にプラグインを設定していきましょう!
WordPressにプラグインを設定する時の注意点5つ
まず、プラグインを設定する前に、注意点について知っておきましょう。
この機能使える!と思っても、何でも入れてしまうのはNGです!
プラグインを入れすぎない
さまざまな機能を補ってくれて便利なプラグインですが、必要最低限のみとし入れすぎないようにしましょう。
プラグインを多く入れすぎるとサイトの表示速度が遅くなる原因となり、せっかくホームページに訪れたお客様が離脱してしまうことになりかねません。
また、導入したプラグイン同士の相性が悪くて、他のプラグインが作動しなくなるなどの不具合を起こすことがあります。
プラグインの種類には何千種類とあり、あれもこれもと入れたくなるのですが、
自分の使っているテーマに必要なプラグインを確認した上で、必要最低限のみ設定するようにしましょう。
使用するテーマとの相性を確認する
プラグインは、使用するテーマとの相性があります。
テーマによって推奨されているプラグイン、逆に入れない方がいいプラグインがありますので、プラグインを導入する時には必ず使用しているテーマの公式サイトを確認して、推奨および非推奨プラグインを確認してください。
例えば、当ブログのテーマ【SWELL】の公式サイトで、推奨・非推奨プラグインを説明しているページが以下となります。
更新されていない・使用者が少ないプラグインは導入しない
プラグインを設定する前には、最終更新がいつになっているか、また使用者(有効インストール数)が少なくないかどうかをチェックしてから設定するようにしましょう。
確認方法については、管理画面より、プラグイン→新規追加で表示されるプラグイン一覧で見ることができます。
最終更新時期については数ヶ月前位なら問題ないものの、たまに最終更新日が3~4年前とかのものもあります。
更新されていない古いプラグインはセキュリティ対策やシステム上の不具合が起こることがあるため、ちゃんと更新されているプラグインを選んで設定するようにしましょう。
目安として、2年以上更新されてないものは使わないようにしよう!
また、使用者(有効インストール数)が少ないプラグインは、その分、使用方法やトラブルが発生した時の解決方法などの情報が乏しいため不安があります。
有効インストール数が多いから良いプラグインという訳ではありませんが、サポート情報もかなり重要になるので、あまりにも使用者が少ないプラグインはおすすめできません。
使っていないプラグインは削除する
使っていないプラグインは、必ず削除するようにしましょう。
プラグインは、インストールした後有効化しなければ使えませんが、その有効化を無効化するだけでなく、完全に削除ということです。
使っていないプラグインは思わぬ不具合を起こすこともありサイトの表示速度を遅くする原因になるので、入れたはいいけど使わないな、等となった時にはすぐ削除することをおすすめします。
※削除方法については後述しています。
アップデートは必ず行う
WordPressのプラグインはこまめに機能の充実化やセキュリティー強化などのバージョンアップが行われていることがあり、インストール済みのプラグインがバージョンアップされると、管理画面上に通知が届きます。
これはプラグインに限ったことではありませんが、この通知が届いたらそのままにせず、すぐにアップデートを行うようにしましょう。
アップデート方法は簡単ですので、以下に説明します。
WordPressにアップデートがあると、以下画像のように左側メニューバー【更新】の後ろに赤い数字アイコンが表示されます。数字はアップデートすべき数を表記しています。
赤い数字アイコンが表示されている【更新】をクリックします。
2. WordPressの更新の画面に変わり【次のプラグインに新しいバージョンがあります。・・】という通知が届いているので、【すべて選択】のチェックボックスにチェックを入れて、その上の【プラグインを更新】をクリックします。
3. プラグインを更新という画面に変わるので、最下部に【すべての更新が完了しました】と表記されていれば、更新は完了です。
WordPressを安全・便利に運営するために、通知が来ていたらこまめにこの作業を行うようにしましょう!
設定しておきたいWordpressおすすめプラグイン6選
プラグインとは何かと、設定する注意点が分かったら、
WordPressを始める時に最低限入れておきたいおすすめプラグイン6選を紹介します。
プラグインに関しては、テーマによって相性が悪いものや入れなくていいもの、逆にこれは必ず入れてね、というものがそれぞれ違います。
自分の入れたテーマの公式サイトに必要&おすすめプラグインの説明が記載されていますので、プラグインを入れる際には必ずテーマの公式サイトもチェックするようにしてくださいね。
ここでは、多くのテーマで一般的に使われているプラグインの説明をしていきます。
Contact Form 7
WordPressでお問い合わせフォームを簡単に作成できるプラグインです。
webサイトにおいて、お問い合わせフォームはぜひ入れておきたいもの。
このプラグインを入れれば専門知識などなくてもフォームに必要事項を入れるだけで簡単にお問い合わせフォームが作成できます。
webサイトを見た人がお問い合わせをすると自動で返信をする機能などもある便利なプラグインです。
Contact Form 7 の詳しい使い方は以下記事にまとめてあるから参考にしてね♪
WP Multibyte Patch
WP Multibyte Patchは、WordPressを日本語に対応させるためのプラグインです。
WordPressは標準言語が英語なので、日本語を利用すると文字化けなどの不具合が起きる場合があるのですが、このWP Multibyte Patchをインストールしておくと日本語に対する不具合が解消し、日本語でも問題なくWordPressの運用を行うことができます。
安心安全に運用するためには、導入必須のおすすめプラグインですよ!
WP Revitions Control
WP Revitions Controlは、保存する【リビジョン数】を任意の数に指定できるプラグインです。
リビジョンとは、作成中のページを更新する時に以前の更新前データを保存しておく機能のことで、 投稿を過去の状態に復元することができるとても便利な機能です。
大事な内容を書いたのに保存するのを忘れてページを閉じてしまった!この前書いたところに戻りたい!など、しまった・・いう時に活躍してくれます。
ただ、このリビジョンはWordPressに何も入れてないデフォルト状態だとどんどん溜まっていってしまい、サイトが重くなる原因になります。
このため、リビジョン数を一定の数に制限するためにこのプラグインを使用します。
EWWW Image Optimizer
EWWW Image Optimizerは、WordPressにアップロードした画像を自動で圧縮してくれるプラグインです。
ホームページを作成するにあたっては画像は多く使用することが多いかと思いますが、画像はデータ容量が大きいため、サイトの表示速度が遅くなる原因となります。
表示速度が遅いとせっかくホームページを見に来てくれた読者さんにも離脱されかねません。
EWWW Image Optimizerを導入すると画質を変えることなく圧縮してくれるので、サイトの表示速度を上げることができます。
読者の離脱率を下げるためにも、導入必須のおすすめプラグインといえます。
XML Sitemaps
Google XML Sitemapsは、XMLサイトマップを自動生成して検索エンジンに通知してくれるプラグインです。
XMLサイトマップとは、あなたの各ページURLを記載したサイト全体の構造のことで、Googleに伝えるための地図のような役割をしています。そして、そのサイトマップをGoogleの検索結果に表示させるためには、自分のサイト構造をGoogleの検索エンジンにしっかり認識させる必要があります。
Google XML Sitemapsを導入することで、サイトマップの自動生成から検索エンジンへの通知までの重要な作業を行ってくれます。
せっかく頑張って作成したwebサイトを読者に見つけてもらうためにも、Google XML Sitemapsは必ず導入しておきたいプラグインと言えるでしょう。
SEO SIMPLE PACK
SEO SIMPLE PACKとはSEO対策専用のプラグインで、サイトの情報を、googleや検索ユーザー・SNSなどに知らせたりしてくれるプラグインです。
デフォルト状態のWordPressではSEOが非常に弱く、構造もシンプルな作りになっているため、プラグインでSEO面を強化する必要があります。
SEO対策で有名なプラグインとしては他に「All in one seo pack」もありますが、こちらは機能は多すぎてサイトが重くなる原因にもあるため、ここでは、最低限の機能を補うことができる SEO SIMPLE PACK をおすすめします。
ただ、最近の有料テーマではテーマ自体にSEO機能をもっているテーマもあり、入れると機能が重複してしまうものもあるので、公式テーマを確認してから導入するようにしてくださいね。
WordPressへのプラグイン設定方法
まず、プラグイン導入方法から見ていきましょう。
1. 管理画面ダッシュボードより、プラグイン→新規追加をクリックします。
2. プラグインを追加の画面になるので、右側の検索欄に導入したいプラグイン名を入力します。
すると、先頭に入力したプラグインが出てきます。
3. 先頭に出てきたプラグインの【今すぐインストール】をクリックします。
4. すると、【有効化】ボタンに変わるので、そのままクリックします。
5. インストールされているプラグイン一覧の画面に変わって、有効化したプラグインが入っていることが確認できたら、インストール完了です!
WordPressからプラグインを削除する方法
使っていないプラグインは、必ず削除するようにしましょう。
前項のプラグイン導入方法でも説明している通り、プラグインはインストールした後有効化しなければ使えませんが、その有効化を無効化するだけでなく、完全に削除ということです。
使っていないプラグインは思わぬ不具合を起こすこともありサイトの表示速度を遅くする原因になるので、入れたはいいけど使わないな、等となった時にはすぐ削除することをおすすめします。
プラグインの削除方法について説明します。
有効化しているプラグインの削除方法
1. ダッシュボード管理画面より、プラグイン→インストール済みプラグインをクリックします。
2. インストール済みのプラグイン一覧が出てくるので、削除したいプラグインを選択して、プラグイン名下の【無効化】をクリックします。
3. 無効化をクリックすると、赤字で【削除】に変わるのでそのまま削除をクリックします。
4. 削除をクリックするとポップアップで【本当に〇〇とそのデータを削除してもよいですか?】と出てくるので、OKをクリックします。
5. 削除したいプラグインを削除しました。と表記されるので、これで削除完了です!
有効化していないプラグインの削除方法
1. ダッシュボード管理画面より、プラグイン→インストール済みプラグインをクリックします。
2. 2. インストール済みのプラグイン一覧が出てきます。
削除したいプラグインが有効化されていない場合は、以下画像のように【有効化】【削除】が並んで表記されているので、【削除】の方をクリックします。
3. 削除をクリックするとポップアップで【本当に〇〇とそのデータを削除してもよいですか?】と出てくるので、OKをクリックします。
4. 削除したいプラグインを削除しました。と表記されるので、これで削除完了です!
WordPressプラグインを上手に設定して素敵なwebサイトを作ろう!
今回は、WordPressで必要なプラグインとはどのような役割をするか、設定する上での注意点、おすすめプラグインなどをお伝えしました。
プラグインを活用すれば、WordPressをさらに便利に自分好みのサイトにカスタマイズすることができますが、
入れすぎると表示速度が遅くなったり、テーマに沿ったプラグインを入れないと不具合を起こしたりと、注意しなければいけない点もあります。
要点をしっかり押さえて、上手にプラグインを設定していきましょうね!
最後までお読みいただき、ありがとうございました!
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