【WordPress初期設定】インストール後に行うべき5項目を解説

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WordPressとテーマのインストールはできて、さぁサイトを作るぞ!って意気込んだはいいものの、何から手を付ければいいのわからない・・という状態になっていませんか?

WordPressには、インストール後ページを作り始める前に行うべき初期設定があり、この設定をしっかりしないと、いざサイトを公開した時に後悔することになります。
ただ、この設定には非常に多くの項目があり、すべてをやろうとすると初心者の方だと大変で、ページを作る前に嫌になってしまうかもしれません。。


ですが、初期設定として全てを行う必要はありません。
こちらでは、webサイトを作成していく中で、書き始めた後だと手間がかかる設定や必ず行うべき最小限の初期設定を紹介します。

大変そうに見えるかもしれませんが、この記事で紹介している手順通りに進めればいいだけなので、初心者の方でも簡単に設定できます。

URUMA

設定するべきことがたくさんあって大変だけど、
1つ1つクリアしていきましょう♪

※本記事は、WordPressテーマを導入したことを前提として解説しています。
もしまだテーマの導入をされていない方は、以下記事を参考にテーマを導入してくださいね。

目次

WordPressインストール後に行うべき5つの初期設定

WordPressテーマをインストールしたら必ず行ってほしい初期設定は、以下5項目となります。

1. SSL化初期設定
2. サイトのタイトルとキャッチフレーズの初期設定
3. ニックネームの初期設定
4. ディスカッション(コメント)初期設定
5. ノーインデックス初期設定

1から順番に設定していきましょう!

SSL化初期設定

SSLとは、webサイトと読者の通信を暗号化する仕組みのことです。
インターネット上のデータ通信は、第三者によって個人情報が抜き取られる危険性がありますが、サイトへSSLを導入すると、訪問者のブラウザとサーバー間のデータ通信が暗号化されて個人情報等が見えなくなるため、安心・安全にホームページを運営・閲覧することができます。

SSLが設定されたサイトは、アドレスが「http」→「https」になります。
SSL化はGoogleも推奨しておりSEO対策としても重要な項目となります。

SSLされている通信とされていない通信の表記は、以下のようになります。

警告マーク&保護されていない通信と表記されているサイトは読者から見ても不信感を与えますし、SEOにもマイナス影響を与えてしまいますので、ここはしっかりと設定していきましょう!

WordPressクイックスタートでサーバーを契約&WordPressをインストールした方はこのSSL化作業は必要ないので飛ばしてください。

もしサーバー契約がこれから、という方は以下記事を参考にWordPressクイックスタートで始めることをおすすめします!

それでは、WordPress管理画面からSSL化設定をする手順について解説していきます。

1. 管理画面ダッシュボードより、設定→一般をクリックします。

2. 一般設定の画面に変わるので、
【WordPress アドレス (URL)】【サイトアドレス (URL)】の2箇所のアドレスの【http】を【https】に変更します。

3. 最後に、1番下までスクロールして、左下にある【変更を保存】をクリックして内容を保存します。

これで、WordPress管理画面で行うSSL化は完了です!

サイトタイトルとキャッチフレーズの初期設定

サイトタイトルは、webサイトの名前になります。
ホームページならば、店舗名や屋号、ブログなら自分で設定したブログ名などになりますね。
また、キャッチフレーズは、webサイトの内容を簡単に説明した文章になります。
キャッチフレーズは、通常、サイトタイトルのすぐ近くに表示されており、あなたのサイトがどんな内容なのかををユーザーに説明するために使います。

例えば、私のデモサイトであるヘアサロンのホームページだと、
■サイトタイトル:HAIR SALON URUMA
■キャッチフレーズ:髪質改善に定評のある癒し空間のヘアサロン
といった感じです。

いずれもいつでも変更可能なので、決めていなければ仮の内容でもOKです。

それでは、WordPress管理画面からタイトルとキャッチフレーズを設定をする手順について解説していきます。

1. 管理画面ダッシュボードより、設定→一般をクリックします。

2. 一番上の、【サイトのタイトル】と【キャッチフレーズ】を変更します。

キャッチフレーズの文字数については、とくに制限などはないですが、長すぎるものはあまりおすすめできません。
長くても20文字以内くらいで、内容が分かるものを設定するようにしましょう。
また、キャッチフレーズは必要なければ設定しなくてもいいので、必要なければキャッチフレーズの欄は空欄でOKです。

これで、サイトタイトルとキャッチフレーズの設定は完了です!

ニックネームの初期設定

使用テーマにもよりますが、WordPressで作成したサイト上には、ユーザー名が投稿者名として表示されることがあります。

ユーザー名はWordPress管理画面へのログイン情報となるため、そのまま表示されるのはセキュリティ上危険です。

これは、【ニックネーム】を設定することで解決することができます。
ニックネームを設定することで、投稿者名がユーザー名からニックネームに変更されてユーザー名が表に出ることを防ぎます。
投稿者名がユーザー名のままになっていると、ハッカー等により不正ログインされかねませんので、こちらもしっかりと設定していきましょう。

それでは、WordPress管理画面からニックネームを設定をする手順について解説していきます。

1. 管理画面ダッシュボードより、ユーザー→プロフィールをクリックします。

2. プロフィール画面になるので、少し下にスクロールして【名前】という項目を見つけてください。
ここで、【ニックネーム(必須)】を表示されてもいいニックネームに変更して、【ブログ上の表示名】で変更したニックネームを選択します。
先頭のユーザー名は変更できません。

これで、ニックネームの設定は完了です。

ディスカッション(コメント)初期設定

WordPressでは、各投稿ページで読者がコメントを投稿できるようになっていて、管理画面からコメントを受け付けるか否か等の設定ができるようになっています。
サイトにはお問い合わせフォームを設置することも多いので、各ページにコメント欄は入れないとする方も多いかと思います。
また、コメントだけでなく、他のサイトで自分のサイトを紹介してくれた、またはその逆で、自分のサイトで他サイトを紹介した時に、相手にそれを通知できる設定等があります。

こちらでは、上記に上げた、ディスカッション(コメント)についての初期設定を行っていきます。

1. 管理画面ダッシュボードより、設定→ディスカッションをクリックします。

2. すると、ディスカッション設定の画面になるので、以下の4項目を設定していきます。

①デフォルトの投稿設定
コメント・他サイトからの通知など、全体的な許可設定を行います。

■投稿中からリンクしたすべてのブログへの通知を試みる
チェックを入れると、投稿記事内で別サイトのリンクを紹介した時に、相手に「あなたのリンクを紹介しました」という通知が行くという設定です。

■新しい投稿に対し他のブログからの通知 (ピンバック・トラックバック) を受け付ける
前項とは逆で、チェックを入れると、別サイトで自分のサイトのリンクが紹介された時に「あなたのサイトを紹介しました」という通知が届く設定です。

■新しい投稿へのコメントを許可
チェックを入れると、サイトへのコメントを受け付ける設定となります。
前述しているようにホームページだとお問い合わせフォームを設置することが多いので、必要ないという場合は外します。
個人的には、スパムという、宣伝や不正サイトに誘導するような迷惑コメント投稿が入ることもよくあることから、外すことをおすすめします。

②他のコメント設定
コメントを受け付ける場合の詳細設定となります。
前述している通りコメントを許可しないことを推奨しているので、必要な方のみ設定するようにしてください。

■コメントの投稿者の名前とメールアドレスの入力を必須にする
チェックを入れると、コメントを投稿する際に名前とメールアドレスの入力が必須となる設定です。
スパムなどの迷惑コメントを避ける意味でも、コメントを受けるのであればチェックを入れるのがおすすめです。

■ユーザー登録してログインしたユーザーのみコメントをつけられるようにする
チェックを入れると、ユーザー登録した人でないとコメント投稿ができないようにする設定です。会員登録制サイトなどで使用します。

■〇日以上前の投稿のコメントフォームを自動的に閉じる
チェックを入れて何日以上前かを設定することで、その設定した日付より前の古い記事へのコメントを制限できます。

■コメント投稿者が Cookie を保存できるようにする、Cookie オプトイン用チェックボックスを表示します
チェックを入れると、コメント投稿欄に「次回のコメントで使用するためブラウザーに自分の名前、メールアドレス、サイトを保存する。」のチェックが表示されるようになる設定です。

■コメントを〇階層までのスレッド (入れ子) 形式にする
チェックを入れて何階層かを設定することで、コメントに対する返信を右にずらして階層が視覚的にわかるスレッド形式で表示されます。

■1ページあたり◯件のコメントを含む複数ページに分割し、 最後( or 最初)のページをデフォルトで表示する
チェックを入れて数値を設定することで、1ページに表示するコメント数を制限することが出来ます。制限数を超えるコメントは別ページに移動します。

■古い( or 新しい)コメントを各ページのトップに表示する
コメントを、新しい順・古い順どちらで表示するかを選択する設定となります。

③自分宛のメール通知
コメントが投稿された時に自分宛てにメールを通知するかどうかの設定となります。

■コメントが投稿されたとき
チェックを入れると、コメントが投稿された際にメールで通知される設定です。

■コメントがモデレーションのために保留されたとき
チェックを入れると、投稿されたコメントが承認待ちの状態となった際にメールで通知される設定です。

④コメント表示条件

■コメントの手動承認を必須にする
チェックを入れると、すべてのコメントに対して、投稿されても承認待ちになり管理者が承認するまでサイトにコメントは表示されない設定です。
少し面倒ではありますが、スパムなどの迷惑コメントを避ける意味でも、コメントを受けるのであればチェックを入れるのがおすすめです。

■すでに承認されたコメントの投稿者のコメントを許可し、それ以外のコメントを承認待ちにする
チェックを入れると、
コメント投稿者のメールアドレスが過去に承認済みのコメントのアドレスと一致する場合にのみコメントを自動承認し、
それ以外のコメントは承認待ちとなる設定です。

3. ここまで設定できたら、最後に1番下までスクロールして【変更を保存】をクリックするのを忘れずに!

以上で、ディスカッション(コメント)設定は完了となります!

ノーインデックス初期設定

ここでは、WordPressで作成中のサイトを検索エンジンにヒットしないようにする設定(ノーインデックス設定)の手順を解説します。

なぜわざわざ検索にヒットさせない設定をするのかというと、未完成の情報が整っていないサイトがウェブ上に公開されてしまうことで、せっかく情報を知りたい人が見に来てくれても、がっかりさせてしまうかもしれないからです。

ある程度ページを作り上げて情報が整うまでは、あらかじめウェブ上に公開されない設定にして、完成して公開OKになったらその設定を外すようにしましょう。

ただし、ノーインデックス設定を尊重するかどうかは検索エンジンの判断によるので、基本的に検索に表示されなくなりますが、必ず公開されないわけではありません。
また、検索エンジンにヒットしなくなるだけなので、URLを直接入力したりコピペなどすれば閲覧は可能です。

1. 管理画面ダッシュボードより、設定→表示設定をクリックします。

2. 表示設定の画面になるので、【検索エンジンでの表示】で検索エンジンがサイトをインデックスしないようにするにチェックを入れます。

3. 最後に、1番下までスクロールして【変更を保存】をクリックして保存します。

これで、作成中のホームページを検索エンジンにヒットさせないようにする表示設定は完了です!

WordPress初期設定をしっかり行って安全なサイトを作ろう!

今回は、WordPressをインストールしたら行っておきたい初期設定について解説しました。

面倒に感じて後回しにしがちな初期設定ですが、これからサイトを運営していくにあたり重要な設定となります。
後で後悔することのないようしっかり設定をして、安心してwebサイト作成作業に入れるよう準備していきましょうね。

今回の初期設定が完了したら、次はぜひともパーマリンクの設定をしておきましょう!
パーマリンクについては以下記事にまとめていますので、こちらを参考に設定することをおすすめします。

最後までお読みいただき、ありがとうございました!


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